和歌山人権研究所では、部落問題をはじめ、世界中に存在するあらゆる差別の撤廃をはかるため、さまざまな活動を行っています。

全ての人々が人権を等しく認め合い、互いの違いや個性を尊重し合う共生社会の実現を築き上げていくことが大切です。

一切の差別の撤廃をはかるため、幅広い取り組みが求められています。

より多くの方々が私たちと共に、人権確立への道を歩んでいただくことを切望致します。

研究所の会員入会をお待ちしております。 


   目的

人権尊重の普遍原理のもと、部落差別をはじめ、あらゆる差別の撤廃をはかるため、歴史、社会、経済、法律、文化、教育、運動に関する調査、研究並びに教育・啓発活動を実施するとともに、会員相互の研修を行い、もってこれらの問題の速やかな解決に寄与することを目的とする。


 事業

①人権問題およびそれにかかわって、部落差別をはじめ、あらゆる差別に関する調査研究

②関係資料の収集、保存、整理および紹介

③機関誌、および関係図書の編集、発刊

④講演会、講座、研究会の開催

⑤その他、前条の目標達成のために必要な事業


 会員

  ・正会員

     この法人の目的に賛同して入会された個人または団体

  ・名誉会員

     この法人に功労があった人、または学識経験者等で、理事会で推薦し、総会で承認された人


     ●個人会費 年会費 1口  4,500円

     ●団体会員 年会費 1口 15,000円(1口以上)


              


ニュース

第21回和歌山・人権啓発研究集会 開催のお知らせ

2020年11月16日 11:35
第21回和歌山・人権啓発研究集会の開催日時が、研究集会実行委員会(10/29に開催)で下記のように決定いたしましたので、お知らせいたします。1.日  時  2021年1月28日(木) 13:00~16:302.会  場  和歌山県勤労福祉会館 プラザホープ ホール(4階)3.参加人数  150人4.講座内容  「新型コロナウイルスと人権」※詳細が決まりましたらお知らせいたします。なお、今回は新型コロナウイルス対策のため定員となりましたら締め切らせていただきます。ご了承ください。

ブックレット21号 『女人禁制 伝統と信仰』 発刊しました!

2020年08月28日 11:12
金剛峯寺日並記」にみる女人禁制    矢野治世美 熊本学園大学准教授はじめに1 女人禁制の方法  棟杭・制札の設置/大坂町中に建てられた制札/七口での女性の差し止め2 高野山の女人堂 女人結界と女人堂/道中日記に記された女人堂/旅は安全?/遠忌と女性参詣者/女人堂の機能3 結界を越えた女性たち  前代未聞の事件/是非共大師様へ参詣いたし候おわりに高野山の女人禁制について     木下浩良 高野山大学総合学術機構課長はじめに1 空海による高野山の結界2 高野山は異界の山中他界3 空海による結界の範囲の縮小4 丹生明神と高野山の僧侶5 高野山の禁忌〈タブー〉と恐れ6「恐れ」を超える大師信仰7...

2019年8月23日 AIが拓く高野山の知の可能性ー金剛峯寺日誌「日並記」の解読をめぐって

2019年08月21日 15:04
AIが拓く高野山の知の可能性―金剛峯寺日誌『日並記』の解読をめぐって 2019.8.23(金)14:00 - 16:30 @高野山大学教室 ■ テーマ 1 日並記の翻刻の現状と課題  小笠原 正仁(高野山文書編纂会事務局・和歌山人権研究所理事) 2 空海とAI ~手書き文字解読から社会課題解決まで~  石山 洸 氏(株式会社エクサウィザーズ 代表取締役社長) 司会 飛鷹 全法(高野山文書編纂会委員・高野山三宝院) 主催:...

第15回和歌山・人権啓発研究集会(2015年1月28日~29日)

2014年12月26日 12:08
日時 2015年1月28日(水)13:30~29日(木)11:30 会場 白浜町 ホテルシーモア 参加費 6,000円(宿泊費別) 宿泊費 10,000円(一泊二食付き) 主催 第15回和歌山・人権啓発研究集会実行委員会(事務局 一般社団法人和歌山人権研究所) 詳細・プログラム  
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役員名簿


1.理 事

理 事 長     野 口 道 彦(大阪市立大学 名誉教授)

副理事長      髙 嶋 洋 子(元 和歌山県 企画部長)

副理事長    新 田 和 宏(近畿大学 生物理工学部 准教授) 

理   事     赤 松 明 秀(同和問題にとりくむ和歌山県宗教教団連絡協議会 議長)

理   事     飯 田 敬 文(部落解放同盟和歌山県連合会)

理   事     池 田 清 郎(部落解放同盟和歌山県連合会)

理   事       西 上 宏 明(和歌山同和問題企業連絡会 代表幹事)  

理   事     濱 地 正 由(日本労働組合総連合会・和歌山県連合会 事務局長)

理   事       藤 本 善 光(高野山真言宗 総本山金剛峯寺 社会人権局長)

理   事     小笠原 正 仁(一般社団法人和歌山人権研究所 調査研究)

業務執行理事 辻   健 二(一般社団法人和歌山人権研究所 事務局長)


2.監 事

         水 本 勝 也(株式会社紀陽銀行人事部 部長代理) 

         藤 本 眞利子(和歌山県議会 議員)

 

3.顧 問

         大 賀 正 行 (一般社団法人部落解放・人権研究所 名誉理事)

         友 永 健 三 (一般社団法人部落解放・人権研究所 名誉理事)


4.企画委員

         坂 口 博 之 (株式会社オ-クワ 総務部 総務部長)

         寺 木 伸 明 (桃山学院大学 名誉教授)

       藤 吉  朗  (和歌山県立医科大学 教授)

       古久保 さくら (大阪公立大学大学院創造都市研究科 准教授)

         松 長 潤 慶 (高野山大学 副学長)

   

5.研 究 員

         小 田 直 寿 (大阪電気通信大学 非常勤講師 博士(文学))

         神 戸   修 (浄土真宗本願寺派 西教寺 住職)

         藤 井 寿 一 (和歌山の部落史編纂委員会 委員)

         藤 里   晃 (泉佐野市部落差別撤廃人権擁護審議会 委員)

バックナンバー

第80~第84号

2024年04月17日 11:53
第80号      2023年度記念講演より                   和歌山県水平社を生み出した力と、それが生み出した時代   小田 康徳  第81号      1.戸籍制度と人権       床谷 文雄     2.夫婦別姓問題とは      古久保 さくら第82号   1.人権に関する日本政府と社会の課題          ー国連・人権理事会作業部会の意見書からー   池田 清郎     2.小林一茶が詠んだ句(1)  藤里 晃第83号  小林一茶が詠んだ句(2)  藤里 晃 第84号  解放センター 千客万来 ー1970年代の賑わい   日野 範之

第71号~第79号

2021年05月10日 13:40
第71号    1. BLM運動に連帯するために                小笠原正仁    2. 第...

第61号~第70号

2020年07月01日 11:01
第61号   絵図・古地図のウェブ公開は今どのような情況にあるのか(3) 廣岡浄進   一般社団法人化第5回会員総会・第16回記念講演実施報告     (1)会員総会の報告                                  ①事業計画                     ②新役員の紹介                   ③第5回会員総会宣言               ...

第49号~第60号

2020年06月29日 13:40
第49号(2015年6月)視座 同和対策審議会・答申50年を考える  池田清郎外島保養院の記憶をのこすために  矢野治世美 一般社団法人化第2回会員総会等の報告第50号   視座 全国水平社創立宣言の世界記憶遺産を実現しよう!!  朝治 武    高野山の石塔に見る平等と夫婦愛 木下浩良       研究所からのお知らせ 第51号   視座  菊 池 寛「審査は絶対公平」 下西 忠        「秀吉の根来・雑賀攻め」 の地を訪ねて  藤里 晃 第52号   視 座  樫野埼にて ―...

第37号~第48号

2015年06月22日 11:58
№48号(2014年7月) 視座 憲法を考えよう! 池田清郎 紀州那賀郡井坂・蓮乗寺文書「太田退衆中宛顕如消息」について 武内善信 「特定秘密保護法」は、身元調査を合法化する危険なシステム 野口道彦 一般社団法人化第1回会員総会等の報告 №47(2014年3月) 視座 和歌山大空襲と秋月時代 大賀正行 『賤者考』と被差別民 矢野治世美 命のセイフティネットワーク活動 東睦広・東 香 報告・お知らせ №46(2013年11月) 第3期の和歌山人権研究所のスタートをむかえて 野口道彦 視座 見過ごすことができない自民党憲法改正草案の人権感覚 藤井幹雄 高野山と被差別

第26号~第36号

2015年01月03日 19:30
№36(2010年3月)  ・視座 今、あらためて「実態」をみる   池田 清郎  ・西川県会議員差別事件と糾弾闘争について 渡辺 俊雄  ・NPO法人認知症サポートわかやまの取り組み  林 千恵子  ・新刊図書案内 №35(2010年1月)  ・視座 今、大事なこと 池田清郎  ・和歌山の部落史編纂事業に関わって 小倉英樹  ・障がい者が地域で当たり前にくらす 大谷真之  ・第10回和歌山・人権啓発研究集会の内容・スケジュール  ・お知らせ №34(2009年11月)  ・視座 ピアノパラリンピック運動に学ぶ「第3期の部落解放運動」の新たな

第14号~第25号

2015年01月03日 19:26
№14(2003年2月発行)  ・人権と部落問題 村田 恭雄(社団法人 和歌山人権研究所理事長)  ・社団法人和歌山人権研究所設立発足式   ・続発する差別事件の傾向 池田 清郎(社団法人和歌山人権研究所理事)  ・第3回和歌山・人権啓発研究集会開催報告  ・研究所事務所のお知らせ  ・研究所会員制度の案内 №15(2003年8月発行)...

第1号~第13号

2015年01月03日 19:24
№1(1998年1月)  ・和歌山県部落解放・人権研究所の設立にあたって  ・研究所の概要  ・4月の結成総会めざし盛大に設立発足式  ・各界からのスピーチ・メッセージ  ・研究所の取り組み経過  ・研究所活動・運営検討委員会 №2(1998年6月)  ・和歌山県部落解放・人権研究所第1回総会を開催  ・第1回研究者集会記念シンポジウム開催  ・役員  ・理事長に就任して  中谷英雄(和歌山県部落解放・人権研究所 理事長)  ・研究所合同役員会を開催  №3(1998年8月)...

紀要

第9号【最新号】

2021年09月15日 11:13
2021年8月5日発行54頁、定価1,100円(1,000円+税10%)目次新型コロナウイルス禍における差別の理解と解消に向けて   村山 綾新型コロナウイルスによりあぶり出された既存差別の問題   安田 賢行

第8号

2020年07月01日 13:24
2019年8月30日発行(80頁、1,000円+税)目次小田直寿  西光万吉「和栄運動」研究の展望と課題小笠原正仁  一向一揆起源論と現代の部落差別についての一考察渡辺俊雄  朝治武『水平社論争の群像』西川哲矢  矢野治世美『和歌山の差別と民衆ー女性・部落・ハンセン病問題』

第7号

2016年10月27日 13:29
16年10月発行(50頁、1000円+税)目次遠藤正敬 「無戸籍」の意味するもの―—戸籍がなければ生きられない社会とは?小田康徳 史料紹介・部落及び部落民に対する行政実態について―—明治四〇年代の旧西和佐村役場文書の分析から

第6号 

2015年08月27日 09:12
2015年8月発行(本体1000円+税)   目次 魅惑的に錯乱させる部落民アイデンティティ 朝治 武 ――『差別とアイデンティティ』の書評に触発されて―― 雪踏直しでの揉め事――和歌山城下の場合――  水本正人 研究ノート・近世高野山の女人禁制について 矢野治世美  

第5号

2015年01月06日 09:39
2014年7月発行(価格:1000円+税) 目次 堀家文書の魅力―部落問題を中心に 小田直寿 高野山とハンセン病―近代を中心に 矢野治世美    

第4号(第18回全国部落史研究大会・高野山大会特集号)

2015年01月05日 09:44
2013年7月発行(2000円+税) 目次 論説 壬申戸籍の成立と「臣民」なる秩序―戸籍が形成する「公」とは 遠藤正敬 史料紹介 光明寺文書・頼母子関係史料/新宮・東牟婁地域の戦前の特高資料について 第18回全国部落史研究大会報告集(前近代分科会「和歌山における賤民構造」/近現代分科会「水平社と衡平社の連携」/全体会報告「中世高野山金剛峯寺及び同寺領荘園における平等と差別」)  

第3号【在庫切れ】

2015年01月03日 09:50
2009年6月発行(価格:500円+税) 目次 宗教による戦争と差別の肯定―浄土真宗における「真俗二諦思想」  神戸 修 ハンセン病問題と和歌山県―近代の湯の峰温泉をめぐって 矢野治世美 和歌山の部落史研究文献目録Ⅱの解説 藤井寿一

第2号

2015年01月02日 09:50
2007年3月発行(価格500円+税) 史料紹介(紀伊国伊都郡岸上村惣右衛門家文書) 吉田栄治郎 『人権問題意識調査』結果から考える  上平けい士 「和歌山の部落史研究文献目録(1980年12月まで) 藤井寿一  

創刊号(特集 第10回全国部落史研究交流会)

2015年01月01日 09:50
2005年3月発行(価格1000円+税) 第10回全国部落史研究交流会をふり返って 秋定嘉和 <全体会講演> 紀州藩牢番頭における「古例」の主張 林紀昭 <前近代史分科会報告> 内藤家延岡藩非人頭平五郎を中心に  稲森建蔵・比江島哲二  -延岡領における非人の役目とその活躍ぶり-    犯罪捜査における広域ネットワーク 田中真次  ―鳥取藩非人頭を事例にして- 「非人番」の警刑吏役について  和田勉   ―伊勢地方を中心に― 前近代史分科会の討論  藤原豊 <近現代史分科会報告> 福岡県における融和事業 田原行人   ―部落経済再生運